手芸屋さんでも、ネットでもいろんな生地が並んでいますよね。
あんまり多くて、どの生地で作れば……
となってしまうかもしれませんが、
せっかく手作りしよう!と思い立ったんですから、生地の種類も好きなように決めちゃいましょう(*´꒳`*)
手芸屋さんで選ぶ場合は、実際に生地を触って選べるので安心ですね。
困ったら店員さんにお声がけすれば、色々教えてくれます。
でも、
実店舗に行く時間はない。
手軽に生地を探したい。
なるべく安い生地を探したい。
なんて、ネットに頼る現代(笑)
ネット通販では、生地の紹介文におススメの制作用途が書いてあったりするので、気に入った生地にも書いてあると良いのですが。
気に入ったモノほど書いてない…なんて私だけのあるあるでしょうか?
そもそも、どの生地カテゴリーを探したら良いのかすら検討がつかない、なんてことも。
私も勉強中の身なので、本当にごく一部で、私見も多分に入っていますが…
生地の種類をまとめてみました。
(ちなみに、無事にお気に入りの生地を手に入れたら、作り始める前に水通しをします)
生地の厚みは糸の太さや種類によって変わるので、だいたいの目安ということをお忘れ無きようお願いします。
実際に購入されるときに心配な場合は、ネットでも実店舗でも、お店の方に聞くのが安心、確実です。
厚めの生地
キルティング
布の間に綿が挟んである生地。幼稚園バッグと言えばこのイメージがあります。洗ってもシワができにくく、厚手でしっかりした生地が多いです。
裏地や芯をつける必要がないので、手間をなるべく減らして作りたいときにも向いています。
キャンバス布(帆布)
帆布は「はんぷ」と読みます。
トートバッグに使われる生地、と言えば思い浮かぶでしょうか?
厚さも種類がありますが、比較的しっかりした形にしたいもの(トートバッグや張りを出したいポーチなど)に適しています。ただ洗濯するとシワが寄りやすいので、頻繁に洗濯するものには不向きかもしれません。
(袋物で都度アイロンがけでも全然苦じゃない!なんてマメな性格に生まれたかった)
デニム
言わずと知れた丈夫な生地ですね。
厚手の生地だと、家庭用ミシンで太刀打ちできないことも…
手縫いの場合は、ワンポイントでつけるなら頑張れるかな?というくらいオススメはできません。
かつらぎ
デニムに似た風合いの、丈夫で柔らかい生地…だそうです。
初めて知りました。
同じ丈夫な生地のキャンパス布とは布の織り方が違う(キャンパス布:平織り、かつらぎ:綾織り)ので、かつらぎの方が柔らかい生地となるそうです。
やや厚めの生地
綿麻キャンパス
麻(リネン)が混じったキャンバス布です。麻の分だけナチュラルな風合いが出ます。
ただ、麻は縮みやすいので作る前の水通し、地直しは必須です。
オックス
厚みがあるのに通気性が良いのが特徴。男性用のワイシャツ(厚め)にも使われる生地で肌触りも良くシワになりにくいので、入園グッズ(袋物、スモック)などにもオススメです。
ツイル
オックスが男性用ワイシャツによく使われる生地なら、ツイルはチノパンやトレンチコートによく使われる生地です。
あや織という織り方の生地で、生地の目が斜めに見えます。他にあや織の生地の代表格といえばデニムがあります。
そもそも、ツイル=あや織の生地なので、デニムもツイルということらしいです。生地の厚みは織り方ではなく糸の太さで決まるので、ネット上でツイルだからと生地の厚みを判別するのは難しそうです。
薄手の生地
シーチング生地
もともとシーツ用に使われていた生地で、扱いやすいです。柄も多く、しかも価格もお手頃なのが多いです。
袋物などメインの生地としても、裏地としても使えて重宝します。
生地としてはやや目が荒いため、通気性がよく乾きやすいです。
若干シワになりやすい、かな?という印象です。綿100%だったらこんなものだと思いますが。
また、シーチングと一口にいっても、仮縫い用のとても安価なシーチング生地もあるそうですので注意が必要です。
ブロード(ポプリン)
シーチング生地より薄めの生地です。こちらは薄手のワイシャツにも使われます。
ブロード:アメリカ名。ポプリン:ヨーロッパ名。だそうで。
若かりし頃読んだ「若草物語」でポプリンの服というのがありまして。
ポプリンとはなんぞ?と思った答えがここにありましたw
毛羽立ちが少なくさらっとした風合いです。
個人的な感覚では、シーチング生地やブロード生地で袋物を作るにしても裏地が欲しいかな〜という感じです。
(ブロード生地2種類で、リバーシブル巾着にすると素敵かもしれません)
ダブルガーゼ
ベビー用品、子供用品をハンドメイドするなら、あって損なし!の鉄板生地といえばガーゼ!?
他の生地よりは端の処理が大変ですが(端がほつれ易いので)スタイやミニタオルなど、小物を作るのにも重宝します。もちろん、おくるみや、ベビー下着、ロンパースなどの衣類にも最適。
プリントがされているものや、三重織り、四重織りもあります。
ガーゼ生地も縮みやすいので、事前の水通しが必要です
その他の生地
スムースニット
ニット生地なので、上記の生地とは毛色が違いますが。
ダブルガーゼと同じくベビー用品、子供用品のハンドメイドに重宝する生地です。
我が家では冬物のロンパースを作成すべく購入し、作る前に息子が生まれたので未だにストックとして残っています…
(息子は夏生まれ( ;´Д`))
きっとそのうち、パジャマでも作ります。
家庭用ミシンで縫えますが、ニット専用の針と糸が必要です。
まとめ
無事にお気に入りの生地を手に入れたら、水通しをしてから作り始めましょう。
水通しについてはこちらの記事にまとめました。
私は、まったくの初心者がベビー用品を作ろう!と思い至って調べ始めて、初めて水通しというものを知りました(^_^;)
お気に入りの生地が見つかりますように
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