マスクを手作り。プリーツタイプマスクを手縫いで作ってみた

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マスクが買えない…
巷で話題の新型コロナの影響で、マスクが買えない、家にあったストックも底をついた…
なんて我が家だけではないはず。

世界保健機関(WHO)は2月29日までに、新型コロナウイルスの感染予防に向けたマスクなどの適切な使い方の指針を公表した。せきやくしゃみといった症状がない人は予防目的で学校や駅、商業施設など公共の場でマスクを着用する必要はないとして、供給不足に拍車を掛けないためにも過度の使用を控えるよう呼び掛けた。

と、報道されてはいるものの、
だからといってマスクの品不足が解消するわけではありません。

ついでに、マスクを着けるのは新型コロナの感染予防だけとは限らず、
この時期、花粉症の緩和のためにもマスクが無いのは辛いですよね。

しかも、花粉症で出てしまう諸症状(咳・鼻水・くしゃみ)は、街中や電車内などで通り過ぎる人たちには、それが花粉症のせいなのかなんて分かり用も無いので…
やはりウイルス感染予防以外の目的でもマスクを着用したくなります。

と、言うわけでダブルガーゼでマスクを手作りしました。ダブルガーゼでマスクを手作りしました。

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ガーゼマスクなので、ウイルスや花粉のブロックはあまり期待出来ないと思いますのでご注意下さい。

花粉ブロックスプレーとかと併用でなんとか凌げると…いいな。

プリーツタイプの布マスクの材料

市販されている「ふつうサイズ」程度の大きさになります。

●ダブルガーゼ  縦40センチ✖️よこ18センチ 1枚
(大きな生地がない場合は、縦21センチ✖️よこ18センチ 2枚でも作れます)
●バイアステープ 9センチ✖️2
●耳にかけるゴム 50センチ✖️2
●鼻部分のワイヤー 10センチ

●ガーゼのハギレ
●布用ボンド
●アイロン

ダブルガーゼについて

洗濯による縮みを防ぐために、ダブルガーゼは水通ししてから作ります。

生地の水通しの方法はコチラの記事から。
布の水通しは我流でもなんとかなる。怖がらず手作りを始めよう!

また巷では、滅菌ガーゼを使って作っている方もいるらしいですが、マスクとして使用する際には効果はないらしいです。
マスクには普通のガーゼ生地で十分です。

手作りマスクで使うバイアステープについて

バイアステープは両面挟み込むタイプを使用します。

手作りマスクにつける耳にかける用ゴムについて

耳にかける用ゴムは、マスク専用のものもあるらしいですが、今回は7ミリ幅の平ゴムを使っています。
バイアステープの幅以内に収まれば、なんでも大丈夫です。

手作りマスクにワイヤーを仕込むときの代用

マスクの鼻に当たる部分のワイヤーは、100均のワイヤークラフト用のワイヤーで代用しました。

手作りガーゼマスク ワイヤー代用
市販のマスクに使われているワイヤーはテクノロートというらしいですが、
使用済みの使い捨てマスクがあれば、このワイヤー(テクノロート)だけ取り出して再利用もできますね。

手縫いで出来る、ダブルガーゼマスクの作り方

ミシンで作った方が早いですが…
手縫いでも作れます。
ミシンがないことを想定して(というか、我が家にミシンがないので)生地の端の処理をしなくても問題ないように作ります。

縫い目は外から見えなくなりますが、手縫いの場合は、なるべく縫い目を細かく頑張ってください。
なみ縫い(ぐし縫い)ではなく、本返し縫い・半返し縫いをオススメします。

まず、ダブルガーゼを中表に半分に折ります。
端から2センチを縫います。

手作りガーゼマスク工程

アイロンでぬいしろを割ります。
割った縫代の端をさらに折り込みアイロンで癖づけします。

手作りガーゼマスク工程

割ったぬいしろの片方(表と裏で違う柄の場合は表面にしたい柄の方)に、ワイヤーをつけます。
マスクの鼻にあたる部分です。

マスク用ワイヤーがある場合は、本体の縫い代部分に布用ボンドを塗って包むように貼り付ければOKですが、
マスク用ワイヤーがない場合の代用として、今回はワイヤークラフト用のワイヤーを使いました。

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手作りガーゼマスク工程
まず、ワイヤーに布用ボンドを塗り、ガーゼのハギレ(1センチ✖️18センチあると良いです)に巻きつけます。

ワイヤーが本体のガーゼを突き破らないようにするためです。

2020.05.02追記:少なくとも10回以上洗濯していますが、今のところワイヤーが肌に当たって痛い、ということはありません

手作りガーゼマスク工程

これを割った縫代の片方に巻きつけるように包み、端を縫います。
手作りガーゼマスク工程
この時縫うのは元の縫代とマスク本体になる生地1枚だけです。
全部縫わないように注意。

表に返します。

先ほどワイヤーを取り付けた側が、表になります。

一度全体にアイロンをかけます。
アイロンで折り目をつけながらプリーツをつくります。

写真では見えにくいかもしれませんが、
プリーツは中心から1cmずつ幅を取って山折り谷折りしていきます。

手作りマスク プリーツ幅

手作りガーゼマスク工程 プリーツ

表側

手作りガーゼマスク工程 プリーツ

裏側

崩れないように、プリーツの端を簡単に縫い止めます。

マスクを表側にし、
広げたバイアステープの端と、マスクの端を中表に合わせます。

手作りガーゼマスク工程

重ねたプリーツもすべて縫い付けます。

手作りガーゼマスク工程

ガーゼの端から糸が解れている場合はここで短くカットします。(引っ張らないように注意)

裏に返して、バイアステープで挟み込みます。

手作りガーゼマスク工程
ミシンなら折り込んだバイアステープの端を縫います。
手縫いの場合は、縫い目を隠すようにコの字まつり縫いが良いと思います。
こちらは折りたたんだ生地全部に貫通しないように注意。

手作りガーゼマスク工程

両端にバイアステープを取り付けます。

手作りガーゼマスク工程

耳にかけるゴムを通し、長さを調整して結びます。

手作りガーゼマスク工程

結目をバイアステープの中に隠して完成です。

手作りガーゼマスク プリーツ型

白のガーゼで作れば、パッと見、よく使っている使い捨てマスクに見えなくもない?かも?

もちろんガーゼなので洗えますが、洗濯後はアイロンかけた方が良さそうです。

手作りガーゼマスク プリーツ型

洗濯後

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